2012年5月24日木曜日

やまけんさん福井に参上&USHIWAKA情報

五月中旬、時間が取れそうだったのでエゴイスト大嶋氏に「半日だけ釣り行きません?」と打診した所、奇遇にもツイッターやフェイスブックで大嶋氏と共に仲良くして頂いているやまけんさんが福井に釣りに来られると言うのでご一緒させて貰ってきた。

集合場所は九頭竜川上流付近。朝の内に仕事をすませ昼には集合場所に到着する。程なくして大嶋氏達も到着しがっちり再開の握手をかわす。やまけんさんとは顔を合わせて話をするのは始めてだったが、なんとも話のしやすい方でマニアックな知識の豊富な人だと言う事が体からにじみ出ているようだった。


時間も勿体無いので集合場所からそれほど離れていない支流に先ず入ってみた。しかし、昨晩の雨で水位は多少上がっており流れも普段より早くなっている。そんな状況でやまけんさんのお手並み拝見。やまけんさんは某釣り雑誌に連載を持つ程のベイトタックルフリークでベイトを使った渓流LFの楽しさを提唱している。僕らもやまけんさんの釣りを興味津々で後ろから眺めていた。


「水の押しが強いですねぇ〜」と対岸ギリギリを正確に打って行くやまけんさん。どんな状況でも関係なく着水直ぐにトゥイッチを入れたがるアングラーが多い中、やまけんさんは狙いたいポイントの上流にキャストしてドリフトで棚を合わせながら魚を探っていた。大嶋氏と「この人、上手いですね」と話ていると、到着10分程度であっさり九頭竜イワナをキャッチ成功。対岸ギリギリのブッシュ下から誘い出し獲るべくして獲った一匹だった。



その後、本流でウグイの猛攻に合いながらも釣りは続き、他の谷に移動。この谷でも要所要所できっちり結果を出して行くやまけんさん。印象的だったのが一つのポイントで魚が出るまで幾つかパターンの違うルアーを使い、魚が居るか丁寧に検証している所だった。このような釣り方をしているから色んな状況での引き出しが多いんだろうなと感じた。良く釣る人は100%の確率で良く考えて試行錯誤する人だ。やまけんさんもそっち側のアングラーなのだろう。



楽しい時間はあっという間だ。今回は半日だけの釣行で僕や大嶋氏は殆ど竿を振らなかったけど、他人の釣りを見ているだけでこんなに充実した時間は久しぶりだった。夜は福井に行ったら必ず食べなければならない秋吉で串を頬張り、夜遅くまでエゴイストべースで談笑。帰りは車で仮眠を取りながら朝7時に帰宅。次の日の仕事は寝不足でフラフラだったけどやまけんさんや大嶋氏のお陰で物凄く濃い時間を過ごす事が出来た。


さて、話は変わってそろそろ6月下旬発売予定の5cmシンキングミノー「USHIWAKA」
の写真を出していきたいと思う。写真はファイナルプロトであるものの細かな所が製品と多少異なる事があるのでご了承頂きたい。ベンケイよりもう少し上の層を無駄に力を加えなくともロールの効いたヒラ打ちが出来るようにセッティングしてあるので乞うご期待。